妊娠中の注意

鉄分不足

妊婦さんが夏バテすると、おなかの赤ちゃんまでバテてしまいます。妊婦さんの食欲が落ちても、赤ちゃんの成長のためには栄養のある食生活が不可欠です。妊娠中は、ふだんの夏バテ以上に体力が落ちてしまいます。体力が落ちると運動不足になり、こむらがえりが起こったり、脚がむくんでパンパンになったりします。

脚がむくむと、歩くときにふくらはぎに違和感を覚えたり、座っていても脚が痛いと感じたり、就寝時にこむらがえりが起こって寝不足になったりと、悪循環が起こってしまいます。むくみやこむらがえりを防ぐには、脚を動かして血行をよくすることが必要です。

夏バテがひどくなると、疲れやすくなり、貧血を起こすことがあります。貧血がふいにおこると、おなかが大きくてバランスのとりにくい妊婦さんは転んでしまう危険があります。転ぶと、おなかのあかちゃんに衝撃がおよび、破水が起こったり細菌感染したりするかもしれません。そうならないためにも、血液を作ってくれ、貧血を防げる、鉄分を多く含んだ食材を積極的に摂るようにしましょう。

プルーン、パセリ、レバー、あさり、納豆、煮干し、きなこ、青のり、ひじき、ほうれんそう、などは手軽に入手することができます。鉄分を多く含む食材が苦手な方は、サプリメントや飲料で摂るなど工夫をしてください。鉄分は、果物のビタミンCといっしょにとると、吸収しやすくなります。紅茶やコーヒーのタンニンは、鉄分の吸収をさまたげるので、時間をあけて飲むようにしましょう。