妊娠中の基礎知識
妊娠検査
妊娠15週目までの妊娠初期は、おなかの赤ちゃんが育つ過程でいちばん大切な時期です。妊娠4週目に当たる生理予定日から15週目くらいまでに、胎児の脳や心臓、血管など、主要な器官が形成われるからです。
妊娠初期は、外部からの影響を受けやすいので、おなかの赤ちゃんの健康のためにも、妊娠しているかどうかをなるべく早く知ることで。アルコールやタバコを避けて十分な栄養を摂ることができます。
妊娠検査薬は、尿の中にhCGホルモンが含まれているかどうかを判定するものです。hCGというのは、ヒト絨毛性ゴナドトロピンという胎盤から分泌されるホルモンのことです。妊娠すると胎盤からhCGが分泌され、子宮内膜を変化させて、受精卵が着床しやすくする黄体ホルモンの分泌を促進し、子宮筋の収縮を抑えるのです。
検査は、基礎体温で高温相が3週間続いているときか、生理予定日の1週間後が適しています。排卵日から3週間後にあたるこの時期になると、尿中のhCG値が高くなって陽性反応が出やすいからです。ですから、検査の時期が早すぎると、たとえ妊娠していても尿中のhCGホルモンが少ないため、陰性反応を示すことがあります。
陽性反応が出たら、早めに産婦人科を受診し、出産予定日や妊娠初期のトラブル(子宮外妊娠や流産など)を確認しましょう。陰性反応が出ても、妊娠している可能性があります。検査後、何日か経っても生理がこない場合や、高温期が続く場合は、再度妊娠検査役で検査するか、産婦人科を受診しましょう。