妊娠中の基礎知識
まずは、産婦人科に行く前に、妊娠検査薬でチェックしてみましょう。検査薬は、排卵日から2~3週間目に陽性反応が出るしくみになっていますから、基礎体温を測っている方は高温期が3週間続いたら、生理が順調な方は生理予定日の1週間後に使うと、正確な反応が出やすくなります。
陽性反応が出たら、病院選びです。産婦人科と聞くと、尻込みする方も多いようですが、充実した妊娠生活を送るためにも、しっかりと病院を選ぶことが大切です。ベッド数100床以上の大病院や産科専門の病院や診療所などの個人病院、助産師が解説している9床医科の助産院があります。それぞれに長所と短所がありますので、情報を集めて、自分にぴったりのところを見つけましょう。
まずは、自宅からの近さと通いやすさがポイントです。妊娠が後期に入ると、体が重くなって動きにくくなります。急な階段や坂道があると、妊婦さんの体に負担がかかります。定期検診で通うことや、出産後は赤ちゃんといっしょに検診に行くことも考慮に入れておきましょう。また、検診費用も病院によってかなり異なります。およそ初診料は1万円、定期検診は3~6千円、分娩・入院費用は35~45万円ほどかかります。
民間の病院よりも、国公立の病院のほうが低額で、助産院はさらに低額のことが多いでしょう。夜間や休日に出産する場合は、さらに2、3万円プラスになります。日本では病院の宣伝が禁じられていますから、出産経験者に意見を聞いたり、自分で見に行ったりして病院を選ぶことになります。
費用や出産スタイル、病室や食事、医師や看護士の対応など、なるべく詳しい情報を集めた上で病院選びをしましょう。