妊娠中の基礎知識
母親学級
母親学級は、前期と後期に分けて、2回開かれます。前期は、妊娠中に起こるさまざまな生理的変化について、医師から説明を受けます。妊娠や出産、育児に対する心構えや注意点を学び、快適な妊婦さんライフを送れるようにすることが、この前期母親学級の目的です。
続いて、妊娠中に気をつけなければならない食生活について、栄養士から詳しい説明を受けます。妊娠中は、栄養バランスに気を配り、塩分や糖分の取りすぎに注意しなければいけません。さらに、妊娠中期から後期に向けて、妊婦さんひとりひとりの体格に合わせて、どの程度体重を増やしたらよいかを計算します。
また、妊娠中に受ける検査について、検査技師からの説明も受けます。赤ちゃんの生育状況や妊娠高血圧症候群などの検査があります。その他、妊娠中のセックスやトラブル、腹帯や遺伝、分娩方法についても勉強します。
後期母親学級では、実際の分娩時の不安を取りのぞくために、分娩台を見学します。病院によっては、実際に分娩台に横になれるところもあります。出産時にそなえて、血行をよくし、便秘や肥満を解消し、産道をやわらかくするために妊婦体操の指導を受けます。
陣痛がきたときに、痛みで息をとめないように、呼吸法とリラックス法を学びます。呼吸法には、「ワルツ式」、「ヒッヒッフー式」、「フーウン式」、「フーフーまたはファーファー式」などいくつかあります。
さらに、入院の準備や手順について、人形を使って沐浴練習をするなど新生児のケアについて勉強し、出産に備えます。