妊娠中の生活

妊娠中の運転

つわりの時期には、朝は体調がよくても、午後になってから、疲れが出て、とくに食後は急につわりの症状におそわれることがあります。急に体調が悪くなっても、立体駐車場や坂道では、すぐに停車できるとはかぎりません。体調が急変しやすいので、つわりの時期は運転を控えたほうが安全でしょう。

妊娠初期には、妊婦さん本人に自覚がなくても、急に疲労や倦怠感を感じることが多々あります。食後や夕方、急に眠気に襲われるのは、思った以上に体力を消耗しているためです。眠くなると、どうしても運転への注意力がにぶります。もし運転する場合は、ふだんはそれほど意識せずに目配りしているサイドミラーやバックミラー、さらには信号も、いつも以上に意識的に注意したいものです。

妊婦さんが疲れると、おなかのなかの赤ちゃんも疲れます。長時間運転すると、おなかの赤ちゃんも長時間振動や刺激を感じることになります。長時間の運転は、避けましょう。運転時には、妊娠中であってもシートベルトを着用するのは、当然のことです。助手席や後部座席に乗るときも、急ブレーキや振動の影響を最小限におさえるためにも、かならずシートベルトを着用してください。

つわりがつらいときには、助手席を倒す、後部座席でゆったり座る、などの工夫をしましょう。おなかが大きくなる妊娠後期に備えて、マタニティ用のシートベルトも用意しておきましょう。

妊娠後期には、おなかがさまたげになって、ハンドルがにぎりにくくなったり、足もとのペダルが見えにくくなったりします。できるかぎり、タクシーや公共交通機関を利用しましょう。なお、自分で運転する際も、ほかの人の運転する車に乗るときも、たとえ近距離の移動でもかならず母子手帳を携行しましょう。